投稿日:2023年10月06日
中古戸建を購入する際、多くの方が物件資料を吟味し、実際に現地を内覧した上で購入へと踏み切ります。その時、立地や間取り、設備の劣化状況など、「目に見える部分」はしっかりと確認することがほとんどですが、「目に見えない部分」も気を付けなければ、いざという時に大変なことになってしまいます。
そこで今回は、中古戸建を検討するときに確認したほうがいい3つのポイントについてご紹介していきます。
検討している物件は「どこの会社が施工したのか」を確認しましょう。
実は毎年多くの住宅会社が倒産しています。帝国データバンクの調査情報によると、2023年8月に全国で742社が倒産しており、その内の148件が建設業になります(※1)。せっかく住宅ローンを組んで購入しても、施工した住宅会社が倒産していたら「保証」も失われており、不具合が発生した時に誰も担保してくれなくなってしまいます。
そのため、購入前に「物件を施工した住宅会社はどこか」、そして「現在も存続している会社なのか」を必ず確認するようにしましょう。
※1 帝国データバンク「全国企業倒産集計2023年8月報」参照
「保証」も購入前に確認しましょう。
そもそも「保証」とは、住宅会社とお客様との間で、もし不具合が発生した時にお客様の負担は無しで補修工事をするという約束です。この保証が切れていると、不具合が発生した時に購入したお客様の負担で補修工事をしなければならなくなります。
さて、法律では引渡しから最低10年は保証期間を設けなければなりませんが、昨今の日本人の長寿命化に伴い多くの住宅会社は保証期間を60年などに延長してきました。また、住宅会社によっては設備保証が本来5年のところ10年に延長していたりと、保証内容が従来よりも充実していることもありますので、購入前には必ず保証期間や内容を確認しましょう。
その他、目に見えない部分として「雨漏り」や「シロアリ被害」、「構造体の劣化」が挙げられます。そのため、購入した後も安心して住むことができるか「住宅診断」を受けることをおすすめします。
住宅診断を受けると、住宅に詳しい専門家より、住宅の劣化状況や不具合の有無、改修が必要な時期や概算費用を見極めたうえでアドバイスをいただくことができます。
目に見えない部分の状況や物件費用だけでなく、安心して住むために追加で必要な補修金額も把握することができるので、より具体的な資金計画も踏まえて購入すべき物件かを判断することができます。
中古戸建は新築戸建よりも「安く購入でき」、「実際に物件を内覧できる」というメリットがあります。そのため、価格と現状に納得できたら購入を決断しやすい物件のタイプだと言えます。
一方、施工から時間が経過しているため目に見えない部分が劣化していることも十分に考えられます。保証内容や住宅診断などを活用し、購入を検討している物件が今後安心して住み続けることができるのかを判断することも非常に重要になってきます。
ハウスボカンは常時8000件以上の物件を取り揃えており、ご来店いただければお客様のご希望条件にあった物件をご紹介させていただきます。「気になる物件が本当に良いのか判断できない」というお客様だけでなく「住宅を購入したいけど何から始めればいいのか分からない」や「今ある物件を紹介してもらいたい」といったお客様も是非お問い合わせください。
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