投稿日:2024年03月09日
多くの方が住宅や不動産を購入する際に利用する「住宅ローン」。
利用する前には「事前審査」と「本審査」の2つの審査をクリアする必要があります。事前審査は主に不動産購入の契約をする前に実施するものであり、本審査は契約後から引渡しまでの間に行われます。
▶▶住宅ローンについて詳しい説明はこちら
住宅ローン審査を実施すると中には審査が通らなかったり、希望金額で借入ができないこともあります。
今回のコラムでは住宅ローンに通らない原因や審査に落ちたときの対処法、そしてどうすれば審査に通りやすくなるのかをご紹介いたします。
そもそもなぜ住宅ローン審査に落ちてしまうのでしょうか?
さまざまな理由がありますが、今回はよくある理由を5つご紹介いたします。
①収入や雇用形態の不安定さ
安定的な収入が無ければ、いつローンの支払いが滞ってしまうか分かりません。
雇用形態だけでなく勤務先の会社についてもチェックされます。
②クレジットスコア・信用情報の低さ
クレジットカードの信用偏差値(クレジットスコア)も事前審査に影響をもたらします。
過去に支払いが滞ってしまったり、クレジットカードのブラックリスト入りしていると、金融機関もローンをきちんと返済してくれるのか判断することができません。
③借入額の多さや返済能力の不足
収入に対しあまりにも借入金額が多いと、返済能力に不安があるとして想定よりも低い金額で借入金額を提示されたり、もしくは審査そのものに落ちてしまうかもしれません。一般的には収入の25%~30%が年間返済率の平均と言われておりますので、この比率を上回る返済計画だと審査に落ちる危険性があります。
④人的担保の不足
金融機関は貸し出した資金を確実に回収する必要があります。
そのため、もし住宅ローンを支払うことができなくなった場合に備え、支払い能力のある第3者の有無を重視しています(人的担保には主に「保証人」「連帯保証人」「連帯債務者」の3種類があります)。
⑤申請書類の不備や不正確さ
住宅ローンでは、多額なお金を金融機関は貸し出すことになります。ローンを活用する人が準備する書類に不備があればきちんとした審査ができないため落ちてしまう可能性もあります。
では、もし審査に落ちてしまったら何をすればいいのでしょうか。
ここでは4つの対処方法をご紹介いたします。
①他の金融機関に申し込んでみる
A金融機関では審査基準が高く、希望の金額が借入できなくても、B金融機関なら可能だということは多々あります。
ハウスボカンは多くの金融機関との取引があり、それぞれの特徴や審査基準のご説明が可能ですので、是非ご相談ください!
②借入総額の見直し、もしくは借入総額の減額
希望の金額で借入ができないといった時は、多くの場合年収に対しての借入額が大きすぎることが原因としてあります。
一般的には年収の7~8倍くらいほどが借入可能額と言われています。資金計画を見直し、自己資金の割合を増やすことで借入金額の減額を検討していきましょう。
③信用情報の事故情報が消えるのを待つ
過去に支払いの遅延や強制的な解約などの金融事故があった場合は借入をすることが難しくなります。
事故情報は約5年~10年で消えると言われていますが、この方法は時薬のためなるべく早く物件を購入したい人にはおすすめできません。
④ローン以外の資金を用意する
住宅ローンの活用が難しい場合、自己資金を活用するか、第3者より贈与された資金を活用する方法の2種類があります。
また、第3者からの贈与の場合は「贈与税」が発生するので注意しましょう。
住宅ローンの審査に通りやすくするコツとはどういったものがあるのでしょうか。
はじめて事前審査を受ける人もそうでない人も、是非参考にしてみてください。
①信用情報のチェックと改善
自身の信用情報を一度確認してみましょう。過去に支払いが滞ったり、クレジットカード会社のブラックリストに記載されたことはございませんか?もし信用情報に傷がついたことがあるのでしたら、事前に不動産会社やハウスメーカーの担当営業に相談してみましょう。
②収入と支出のバランスを整える
収入に対するローンの返済率の目安は25%~30%が目安になると言われています。収入に対して返済率が大きすぎないか、日常生活を送る上で支障が無い返済額か今一度確認してみましょう。もし支払い額が大きすぎたら自己資金を増やすなどして借入金額の減額が必要です。
③クレジットカードの利用歴を積極的に作る
クレジットカードは便利ですが、こまめに確認しないといくら使ったのか分からなくなってしまう欠点もあります。また、返済履歴が全くないと逆に信用度が低くなってしまうこともあります。利用歴を積極的に作り、自分がどのくらい毎月使っているのかをこまめにチェックしていきましょう。
④他ローンの返済を完了させる
金融機関側としては、支払い責任者が既に他ローンを活用している場合、住宅ローンも確実に支払うことができるのか不安になってしまいます。既存ローンの返済を完了させることで金融機関からの信頼を得やすくなります。
⑤自己資金を増やす
自己資金を増やすことで借入金額を減額することができれば、年収に対する返済率も下がります。金融機関としては収入に対して余裕のある返済額であると認識できるため審査も通りやすくなります。
今回、住宅ローンの事前審査に関するポイントをご紹介いたしました。
住宅購入において「希望条件」を決めることも大切ですが、それと同じくらい「お金」についても検討していきましょう。
ハウスボカンは年間成約1000件以上とこれまで多くのお客様のお住まい探しに携わってきました。
豊富な経験からお客様一人一人にあった物件や支払い方法をご提案させていただきます。
「ローンの審査ってどうやってするの?」や「予算ってそもそもどうやって決めればいいの?」といったお金に関することでお悩みの方は是非弊社に一度お問い合わせください。
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