投稿日:2023年07月15日
近年ではペットを飼っている人が増えており、売却を検討している方の中にもペットを飼っている人は多くいらっしゃるかと思います。
いまや家族の一員とも言える存在のペットですが、家を売却する時に影響するかどうか心配になりますよね。
今回はペットを飼っている方に向けてスムーズに売却するための方法と売却の際に役立つポイントや注意点を解説します。是非参考にしてください!
ペットがいるという理由だけで物件の価値が下がるといったことはありませんが、ペットの飼育による室内の劣化で物件の価値が下がる可能性があります。
理由としては主に下記の3つがあります。
①ペットによる壁や床のひっかき傷
ペットを飼っているとどうしても室内に傷がついてしまいます。ペットが室内を走り回ることによりフローリングが傷ついたり、動物特有の習性によって壁や柱をひっかいたり…。このような影響から、ペットを飼っていない家と比べて柱や壁、フローリングの傷が多くなりやすく、査定額に影響する可能性があります。
②臭い
ペットを飼っていると部屋にペットの臭いが染み付いている場合があります。長い間一緒に住んでいるとなかなか分かりづらいですが、第三者からすると気付きやすいので注意が必要です。特に購入希望者がペットを飼っていない場合では、臭いを気にされる方も多くいますので、状態によっては値下げ交渉を求められる可能性もあるでしょう。
➂ノミやダニの発生
近年では予防注射など普及しているためノミやダニの発生は抑えられていますが、ペットを飼っている家はノミやダニが多いという悪いイメージを持たれる場合もあります。
ペットの飼育により家が劣化してしまっている場合、下記のような対策を行うことでスムーズな売却に繋げやすくなります。
■傷の補修
壁や床などにできた傷が目立つ場合、査定額が低くなったり、家の魅力よりも傷に注目がいってしまいマイナスなイメージを与えやすくなったりします。少しでもマイナスなポイントを減らすためにも自分でできる簡単な補修は事前にしておくことをお勧めします。
■ハウスクリーニングを利用
ハウスクリーニングとは、プロの清掃スタッフが専用の掃除道具を使って徹底的に汚れを落とすサービスのことをいいます。自分自身で行う掃除では落としきれない汚れや臭いを綺麗にすることができます。
料金の相場としては、2LDK・3DKでは3.2万円~、3LDK・4K・4DKでは4万円~、4LDK・5DK以上では6万程度です。あくまでも目安ですので、金額は部屋の広さや作業内容等によって異なります。
■室内消臭
室内にペット特有の臭いが染みついている場合、徹底した掃除や消臭対策をする必要があります。ソファーやクロス、カーテンなどの布製品は特に臭いが染みつきやすく、消臭スプレー等ではなかなか臭いが取れないこともありますので、上記に述べたハウスクリーニングや製品の買い換えを行うことも視野に入れてみると良いでしょう。臭いは第一印象にもなりやすいのでしっかりした対策が必要です。
また、消臭対策が終わった後は、第三者に臭いをチェックしてもらうと安心です。
■ノミ・ダニ対策
ノミやダニの対策は入念に行うことが大切です。動物アレルギーの原因の1つでもあるため清掃や換気、ノミ・ダニを退治するグッズの利用等を行い対策を行うようにしましょう。ノミやダニはペットから室内へ感染するため、ペットに付いていないことも確認しておくと安心です。
■ペットを飼っている買主を探す
動物が苦手な方だとペットを飼っているというだけで検討から外されてしまうこともあります。 しかし、ペットを飼うことを前提で物件を探している方の場合では、多少の傷や臭いについて寛大である可能性が高いため、比較的スムーズな売却に繋がりやすいです。そのような方には、アピールポイントとして散歩コースや近くの動物病院などの情報も伝えてみると良いでしょう。
次にペットを飼っている物件を売却する際のポイントと注意点についてお伝えします。
■ペットの有無を告知する
トラブルにもなりかねないため、購入希望者には必ずペットの有無を告知するようにしましょう。中には動物アレルギーの方もいるので売却活動時には、どういったペットを飼っているかを事前に伝えておくことが大切です。
■欠損部分を伝える
ペットによってできた傷のうち補修できていない箇所は、些細な傷であっても事前に購入希望者に伝えるようにしましょう。引き渡し後に発覚するとトラブルに発展することもありますので、注意が必要です。
■内覧前の清掃
購入希望者にとって物件内覧時の第一印象は、購入を左右する重要な要素になります。そのため、ペットの毛が落ちていたり、臭いが残っているとなかなか売れない…といったことにもなりかねません。そのため、内覧前には最終チェックとして清掃や消臭スプレーを行うことをお勧めします。
■内覧時のペットの対応
ペットが吠えたり、威嚇したりすると購入希望者に悪い印象を与えることもあります。そのため、内覧の際はペットを散歩などへ連れて行ったり、ペットホテルに預けたりして、できれば内覧時に家いないようにしておくことをお勧めします。
今回はペットを飼っていることが家の売却に影響するかどうかについてお話しました。売却時に影響するのは物件そのものの状態となりますので、ペットを飼育していることを告げたからといって家の資産価値が下がるといったことはほとんどありません。
しかし、できてしまった傷や染みついた臭いをそのまま放置してしまうと売れづらくなってしまう可能性が高まりますので、できる対策は事前にしっかりと行うことが大切です。
ハウスボカンでは、愛知県にて10年以上の不動産取引の実績があり、多種多様なタイプの物件売却をお手伝いをさせて頂いております。
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