家を売るなら空き家にするべき？住みながらでも売れるの？

建物自体を売却する際に、空き家（誰も住んでいない状態）にしてから売却活動を始めなければならないとお考えの方がいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、空き家にせずとも住み続けながら売却活動を行うことは可能です！

住み替えを検討している方や、住宅ローンのお支払いにお困りの方は、今お住まいの物件と新しく住み始める物件の費用を2重で支払うことはなるべく避けたいですよね。

住みながら売却活動を行うにはどのようなことをすればいいのか、反対に空き家での売却だとどのような方法があるのかお伝えします。

• 空き家の売却方法

  空き家の売却となりますと、ほとんどが相続で受け継いだ物件をお持ちのお客様や、既に住み替え先がお決まりになっているお客様が多いかと思われます。
  空き家の売却では以下の要点があげられます。
  
  【メリット】
  ・立ち合いをしなくていい
  鍵を不動産会社に預けていれば、お問合せがきて急に内覧したいとなっても慌てる必要がありません。
  ・買主の手間が省ける
  居住中の場合、買主様と売主様で日程を調整して内覧日を決める必要があります。空家だと日程調整の負担を軽減できるため、内覧希望者が多い傾向にある。
  ・物件の状態を確認しやすい
  荷物が少ない空家では物件の状態を確認しやすく、買主様が細かいところまでチェックできます。
  買主様が細かくチェックできることは、売却後のトラブルを防ぐうえで重要です。
  
  【デメリット】
  ・長年の汚れや跡が見えてしまう
  人の住んでいない家は傷みが早く、庭も荒れてしまう傾向にあります。案内時に整備されていない物件は買主様にとって悪い印象を与えてしまう要因の一つです。

• リフォームしてから売却する方法も

  

  売主様自身汚れが気になるようでしたら、クロスの張替えやハウスクリーニングを検討してみましょう。
  事前に売却物件にお金をかけて綺麗にすることで売却価格を高めに設定することもできます。

• 住みながらの売却方法

  

  「新しい物件が見つかるまで今の物件に住みたい」とお考えの方や「引っ越後、2軒分の住宅ローンの支払いは厳しい・・・」と考えている方には住みながらの売却がおすすめです。
  
  【メリット】
  ・売却期間が長くなっても安心
  2重で住宅ローンを支払うことがなく、売却期間を長めに設定できます。売却期間を長めに設定できるので「チャレンジ価格」での売出しも可能です。
  ・生活イメージのしやすさ
  家具等を置いたまま内覧してもらえるので、買主様が生活のイメージをしやすいというメリットがあります。
  
  【デメリット】
  ・予定が左右される
  いつどんな時に購入希望者が内覧したいと申し込みが入るかわかりません。前日や当日に急に不動産会社から連絡がくることもあり、お家の片づけに追われないよう常にある程度片づけている状態を心がけましょう。もちろん売主様のご予定で内覧を断ることもできますが、タイミングが悪いとせっかく来たチャンスが他の物件に流れてしまう可能性もございます。
  
  空き家にしてから売却するより費用面では心配が少ない方法ではありますが、時間が縛られてしまうことを念頭に入れておく必要がございます。

• 内覧時のポイント！

  住みながらの売却活動をしていく場合、ハウスボカンでは以下の点を売主様にご協力いただいております。
  
  ①お部屋のお片付け
  各居室だけではなく収納部分も整理整頓し、扉もなるべく空けときましょう。
  
  ②水回りのお掃除
  水回りの部分は特に気になるところ。カビや汚れをしっかり落とし、臭いの発生源である排水溝も確認しましょう。
  
  ③室内の換気
  住んでいる人は意外と気づかない、お家独特の匂いがあります。窓を開けてしっかりと換気しましょう。
  
  ④お庭のお手入れ
  建物の中だけではなく、お庭や外構の部分も気にかければ物件の魅力がさらにアップします。
  
  ⑤行き過ぎたPRはNG
  メリットばかりを過度に伝えると、購入希望者は逆に「隠していることがあるのでは？」と不安になってしまいます。
  購入希望者から聞かれた質問は素直に回答しましょう。

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