テイストってなに?
皆様お久しぶりです。
KULABOの森居です。
あれ?物足りない出だしだな・・・・と思われた方、ごめんなさい。
だいぶお久しぶりなので、出だしくらいおとなしくいこうと思いまして・・・
最近、思うんです。
仕事をしていてもプライベートでも。
「どんなカンジにします?」
「どんなテイストが好きですか?」
「なに系にします?」
なにを聞きたいかわかるけれど、
ざっくりしすぎてこちらもどう答えていいか迷う・・・・
そして、自分の頭に思い描いたイメージを言葉にしてもその表現が正しいのかわからない。
ちゃんと伝わっているか謎。
そんな不安に駆られたこと、ありませんか?
例えば「アジアンテイスト」。
アジアンテイストと一言で表しても、共通しているのは「天然の木や草を使って、自然と共存するスタイル」ということくらいで、
日本、中国、韓国、バリ、インドネシア、タイ、インド、ベトナム・・・・それぞれのお国柄によって使われている素材や色、「自然との共存」への表現は様々。
アジアンテイストは、ゆっても見た目や雰囲気で、どこの国のスタイルかはわからなくとも「どんなテイストか」はだいたいわかりますね☆
でも、ややこしいのが「レトロ」。
古いっぽいものをコジャレた感じにセンス良く飾ったカフェっぽいアレです。
レトロ、ヴィンテージ、アンティーク、クラシック。共通しているのは「古いもの」。
ただし、見た目がほぼ同じでも使われている物の「年代」や「価値」で呼び名が変わるので、見分けられる方は少ないかもしれないです。
でも、その物の「ご主人様」にはこだわりがあってその物をチョイスしているので、間違えてしまうと大変失礼に当たるので注意しましょう。
ざっくり解説すると、
◆レトロ
古いものや古く見えるもの。
本当は新しくても、年代物に見えればO.K!
「実際の年代や品質ではなく、時代の流れを感じるものを良しとする趣味や世界観」のこと。
◆ヴィンテージ
製造から100年未満の古いもの。
その中でも、「名品」「希少価値の高いもの」のこと。
※そのように加工したものは「ヴィンテージ風、ヴィンテージ調」と言う。
◆アンティーク
製造から100年以上経った「骨董品」や「古美術品」のこと。
定義としては、1934年制定の通商関税法に記されているか否かが大きなカギ。
※そのように加工したものは「アンティーク調」と言う。
◆クラシック
華やかで深みのある柄、優雅な猫脚、球根のような大きな脚のバルボスレッグの家具などが代表的な、「中世~近世ヨーロッパの宮廷式装飾様式で、伝統と格式のあるスタイル」のもの。
※そのように似せて作ったものを「ヨーロッパ調」と言う。
そして、最近話題の「ブルックリンスタイル」。
ブルックリンスタイルは、アーティストやクリエイターが多く住むNYのブルックリンの独創的でスタイリッシュなインテリアの組み合わせのこと。
モダン・ヴィンテージ&コンテンポラリー
ナチュラルなオールドウッド&アイアン
コンクリート&観葉植物
レンガ&アイアン・ウッド
ハンドメイド&インダストリアル
など、相反する性質のものをセンスよく同居させるスタイル。
さすが、アーティスティックな街の名前が付くだけあってなかなか素人には難しそうなスタイルですね☆
あ、でも、革製のソファの横に濃い色の木のテーブルを置いて英字の入った小物で飾りつけて、アクセントカラーを星条旗にするとソレっぽくなりますよ☆
おっと、KULABOは「古いっぽいものをコジャレた感じにセンス良く飾ったカフェっぽいアレ」が得意分野なのでついつい熱くなってしまいました・・・
ちなみに、皆さんがリノベーションをする時に
「どんなカンジにします?」
「どんなテイストが好きですか?」
「なに系にします?」